結果発表!
お待たせいたしました。2022年新春時事学作文コンテストの結果が出そろいましたので、発表させていただきます。
まずは、作品をご応募くださった皆さん、本当にありがとうございます。
そして、コンテストの作品募集にご協力くださった、朝日学生新聞社様、プレジデントFamily様本当にありがとうございます。
次回は夏休みをめどに開催を計画しております。
2022年新春時事学作文コンテスト案内ページはコチラ
総評
世界がよくなるアイディア、ということで、すでにあるツールを使ったものから、今はないものまで、多彩なアイディアがあつまりました。少し残念だったのは、思ったほど、新奇なアイディアが少なかったことでしょうか。
一方で、素敵なアイディアだなあと思う方は、日ごろから社会に対する関心が高いことがうかがわれました。新聞等で世界の動きに興味をもつこと、そしてそこに課題を感じることが大切です。
文章の読みやすさ、という点では多くの作品が非常に良く書かれてあり、こちらは喜ばしい驚きでした。
頂いた作品を下記の基準で採点させていただき、各賞を決めさせていただきました。
採点基準
100点満点で採点
アイディア点 30(5人の審査員の採点の平均で得点決定)
基本10 よい20 すごくよい30
よい→ 思いつかない 突飛 飛んでいる 理想的 実現可能性
文章点 30
マイナス採点 1個-3点
構成・展開点 10
3段落もしくはわかりやすい構成 論理的整合性があっていれば5 あとは加点
理由点 5+10
結論に対する理由があれば5点 あと加点(深まり、考えた跡)
具体性点 5+10
具体的であれば5点 あと加点(具体性、体験に近い書き方)
今回、11歳から17歳の方までご応募いただきました。アイディア点の割合を大きくすることで、できる限り公平な審査となるよう工夫しましたが、文章構成や内容からは、年の差を感じる部分は多くありませんでした。
厳正な審査の結果、以下の方々が入賞されました。おめでとうございます。
最優秀賞 <副賞Amazonギフト10,000円>
タイトル その人の人生を見届ける世界名簿(11歳) 原稿はコチラ
ご本人受賞コメント
インドのストリートチルドレンだった人の話が、世界名簿の作成を思いついたきっかけとなりました。その人はインド各地で出生登録を広める動きを起こし、多くの人が出生登録が出来るシステムを作りました。その話が印象深く、後に世界名簿の作成を思いつきました。私の将来の夢は国際機関で働いて世界名簿を作ることです。七十七億個もの命が平等に扱われる世界を目指して世界名簿作成に向けてがんばりたいです。
優秀賞 <副賞Amazonギフト3,000円>
タイトル プラスチック改革は身近なものから(11歳) 原稿はコチラ
ご本人受賞コメント
まさか入賞するとは思っていませんでした。うれしいです。私はこの作文を書いてから、身近なものを、もう少し工夫してエコに出来ないかなと考えるようになりました。これからも、地球が良くなるアイデアを考えたいと思います。
タイトル 世界の宗教ブック(15歳) 原稿はコチラ
ご本人受賞コメント
優秀作品に選ばれて幸いです。
世界の宗教ブックが学校の教室に置かれる日が来ることを願っています。そのために今私ができることを頑張りたいです。
タイトル 識字率をあげるために(15歳) 原稿はコチラ
ご本人受賞コメント
この度は素晴らしい賞をいただくことができ、大変うれしく思います。このような賞に選ばれるとは思っていなかったので、正直とても驚きました。以前はあまり自信がありませんでしたが、今回の受賞で自信を持つことができました。また、頭が固いので柔軟な発想を心がけたいと思います。今後も、いただいたコメントを生かしてさらに精進していきたいと思います。
タイトル 同等な価値を守るために(15歳) 原稿はコチラ
ご本人受賞コメント
「世界をより良くするためのアイデア」として私は、労働に相応しい報酬を全ての人が受け取ることを提案しました。人々がきちんとお金を貰って少しでも充実した生活を送れるようになれば幸福感がより生まれると思います。
改めて、世界について考えてみると日頃感じないことでも、世界をより良くすることに生かせる気がしました。世界をより良くすることは人々が幸せに暮らせることだと私は思います。これからはもう少し、関心をもって取り組んでみたいと思います。
タイトル 世界でエネルギーを分かち合おう(11歳)
今回は、選に漏れてしまった方のアイディア、文章もそれぞれ素晴らしいものがありました。世界を変えるアイディアが1つでも実現近づき、世界が私たちみんなにとって住みやすく、そして幸せな場所になりますように。
応募くださったみなさん、
本当にありがとうございました!
次回の開催時にはまた、時事学上でご案内します。
次回の開催をお楽しみに!
時事学事務局添削担当 坂本聰
©世界が身近になる新聞トレーニング 時事学 事務局