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小論文・作文を書く際のヒント

考え方も書き方も、いくつかのポイントさえ押さえれば、誰でも上手な文章が書けるようになるよ!

1.新聞記事を読む 疑問点をさがしてみよう

まずは新聞記事を読んで、今社会で起きていることを知りましょう。
そして、

・なぜそんなことが起きているのか?
・なぜ今そのニュースが話題になっているのか?

など疑問に思うことを探してみましょう。

2 . 作文のテーマを考えて、書く内容を決めていこう

あなたはそのテーマについてどう感じますか?

思いつくことを10個以上書き出してみましょう。関係なさそうなことでもよいので、問われていることから思いつくことを出来るだけたくさん書き出しすのがポイントです。

次に、書き出した中から、一番しっくりくるもの(自分の考えに近いもの)を結論として設定します。
そして、なぜあなたがそう感じたのか?その理由を考えてみてください。

「なぜ?」と問いかけてることが、とても大切なプロセスです。1回だけではなく2回3回‥と問いかけてみるとだんだん良い理由が見つかってきますよ。
さっぱり理由が出てこないときは、自分の結論と逆を考えてみましょう。逆はなぜ違う?のでしょうか。逆から考えてみると新しい発見に辿りつく事もあります。

ここまでに、少なくとも30分は使ってください。机に座って考えなくてもかまいません。電車やバスの中で、歩きながら、少しずつ考えてみるのもよい手段です。

3 . 構成を考えて文章を書こう
400字で書く場合 → 3段落構成で書こう

1段落:80字程度で、あなた自身の決めた結論を1つ書いてください。できれば簡単な理由も一緒に書けると良いです。
2段落:200-250字程度で、詳しい理由と具体例を、できればあなたの体験を使って書いてみましょう。理由も具体例も1つだけを詳しく書くのがコツです。
3段落:80字程度で、もう一度あなたの結論を、できれば少し言葉を変えて書いてください。

600字で書く場合 → 4段落構成で書こう

1段落:80字程度で、 あなた自身の決めた結論を1つ書いてください。できれば簡単な理由も一緒に書けると良いです。
2段落:200字程度で、詳しい理由と具体例、できればあなたの体験を使って書いてみましょう。理由も具体例も1つだけを詳しく書くのがコツです。
3段落:200字程度で、あなたの結論と反対の意見を主張してください。一度完全に、反対派になりきることが大切です。結論、理由と具体例を2段落と同様に書いていきます。
4段落:120字程度で、反対意見を否定し、もう一度あなたの結論を、できれば少し言葉を変えて書いてください。

<共通のポイント>
最初に、各段落に何を書くかを決めましょう。これは「構成を考える」ということです。段落ごとに書く内容のメモを箇条書きで書いておくと、最後までぶれずに書き進めることができますよ!それから原稿用紙に実際に文章を書き始めてくださいね。